第 78 回 (2015-10-24 開催)
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森島 圭祐 先生 | 松崎 典弥 先生 | 浦西 友樹 先生 |
世話人: 野村 泰伸 先生
参加者: 69 名
講演内容
森島 圭祐 先生 (大阪大学 大学院工学研究科・教授)
「生命機械融合ウェットロボティクスの創製」本来生命が持つ機能を機械に融合させることにより柔らかい機械を目指した、細胞ビルドアップ型バイオアクチュエータやソフト&ウェットロボティクスについて紹介する.
松崎 典弥 先生 (大阪大学 大学院工学研究科・准教授)
「細胞−細胞間接着制御による三次元生体組織モデルの構築と創薬・再生医療への応用の可能性」様々なヒト細胞(特にiPS細胞由来の様々な細胞)を組み合わせて三次元構造の組織体を構築し、再生医療や創薬開発へ応用することが期待されている。そのためには、細胞−細胞間の接着を三次元的に制御することが重要である。本講演では、ナノからマイクロメートルサイズのタンパク質薄膜を用いた細胞−細胞間接着制御と生体外での三次元組織モデルの構築、また、その組織モデルを用いた薬剤評価や再生医療への応用について紹介する。
浦西 友樹 先生 (京都大学 医学部附属病院・助教)
「アンドロイドは写実的な電気羊の夢を見るか?」実環境にバーチャルな物体を重畳表示する拡張現実感 (Augmented Reality; AR)においては,実環境とバーチャル物体の間の幾何学的整合性,光学的整合性および時間的整合性が要求される.しかし,拡張現実感環境における写実的表現は,完全なバーチャル環境における「写実的」表現と比較してより困難である.我々はこれまでに,拡張現実感における写実的表現の実現を目的とし,実環境とバーチャル物体の光学的整合性の向上に関する研究を進めてきた.本発表では,床面の光学的特性の実時間推定手法,および光源方向の実時間推定手法について述べる.